グリーンコンシューマーのための買い物ガイドが完成しました!

寒中お見舞い申し上げます。

 琵琶湖は近畿の水がめとして命を育み、さらに琵琶湖を起点にした淀川水系が文化を育んできた、水と文化の歴史の中で、私たちは生きています。今年3月には、第3回世界水フォーラムが、滋賀、京都、大阪で開催され、180カ国、約8000人が参加の予定です。全体テーマは「行動を起こそう」で、世界各地で起こっている水不足、汚染、洪水、紛争などの問題解決を目指します。分科会は「水と平和(水を通じた紛争解決)」「水と気候変動」「水と教育」など33の主要テーマで討議をすすめ声明をまとめていく、まさに官民、組織・個人を問わず環境保全のための行動を起こす時としています。

 昨年8月、当会GCONが企画提案しました「ごみゼロをめざす買物ガイド」が大阪府の優秀提案に選ばれ、日常買物に行っているスーパーやコンビニ、デパートなど大型店舗を対象にアンケートを実施しました。
大阪府下668店舗にアンケートを送付し、有効回答は112店舗20%の回答を得ました。今年は、この実績をもとに、消費者と生産者、販売者そして行政とが双方向で発信し、ごみゼロをめざす具体的な提案を実行していきたいと考えます。

 そのためには、どうぞ会員の皆様の行動参加をお願いします。具体的には、冊子で紹介しましたスーパー等のチェックと利用者としての意見をいい、そのスーパーでごみゼロをめざすためのネックになっていることを共同で問題整理し解決への糸ロを見出してい<ことが必要です。このアンケートでは、消費者のモラルの問題も大きな課題とされています。
まだまだ環境を守ることと、環境に配慮した日常生活をおくることが同一のものとはなっていないのではないでしょうか。

 また、これをきっかけにごみとして処分していた「生ごみ=食品残渣」を資源としたエネルギー発電をアメリカ村の会の提案をうけて、具体化にむけて研究会を立ち上げようとしています。雇用創出とミナミの活性化に向けてどうぞ一緒に実行していきませんか。

 また、環境に配慮した日常生活の実践は、学校教育でも取り組まれようとしています。昨秋当会の役員が高槻市立小学校で環境授業を受け持ちました。また、KIDS ISOの教育プログラム普及については、5月にインストラクターの養成に取り組む予定です。

 一歩一歩と地歩を固めながら、さらにネットワークを拡げながら歩んでいきますので、どうぞご一緒に歩んでくださいますよう切望します。この1年どうぞよろしくお願いします。



Back to HOME